ブログ

  •  > 
  •  > 
  • 交通事故損害賠償における主婦の休業損害について
  • 交通事故損害賠償における主婦の休業損害について
    堀江・大崎・綱森法律事務所
    堀江 健太

    先日示談が完了した事案ですが、依頼者はパートとして勤務をされており、私が代理人として交渉を開始する前は、休業損害について、通院のためパートを休んだ分について、休業損害金を受け取っておられました。

    しかし、仕事をされている主婦の方の場合、仕事の方で収入の減少があった分と、主婦として怪我のために十分な活動ができなかった分を比較して、いずれか高い方で請求することが可能なことは、ほとんど知られていません。

    そして、主婦としての活動を仕事に置き換えた場合の年収は、仕事をしている女性の平均年収と同じものとして考えることとされていますので、フルタイムで働いている方でなければ、ほぼ確実に主婦として休業損害を請求した方が金額が高くなります。

    ちなみに、仕事をしている女性の平均年収ですが、賃金センサスという国が行っている調査・統計に基づいて計算されており、それによると平成21年が3,489,000円、平成22年が3,459,400円、平成23年が3,559,000円となっています。

    この主婦としての休業損害の計算方法ですが、いくつかありまして、治療完了までの期間を基準として計算するものや、通院日数を基準として計算するものなどがあります。

    治療完了までの期間を基準として計算するものの一例をあげると、治療開始から資料完了まで180日かかったとして、治療期間中に平均して10%程度主婦としての活動が制限されたと考えた場合
    3,559,000円÷365日×180日×10%=175,500円
    となります。

    冒頭に書いた依頼者の場合、私が代理人として交渉し、主婦としての休業損害を請求した結果、依頼者が事前にもらっていた金額から10万円近くアップさせることができました。

    もし、この記事をご覧になった方で、主婦でありながら保険会社から十分な休業損害をもらっていないという方は、示談をする前にぜひ一度当事務所までご相談下さい。

    交通事故のご相談は電話・メール・来所を問わず無料で行っております。