こちらのページでは、ほっかい法律事務所の弁護士が、成年後見の申立に関するよくある質問について解説しております。
成年後見の申立に関するご相談については，成年後見のページもご覧ください。

どんな書類を用意する必要がありますか？

成年後見を申し立てる場合、申立書のほか以下のような書類を作成または用意する必要があります。
・診断書・診断書附票
・申立書附票
・財産目録（後見予算表を含む）
・後見人等候補者身上書
・親族の同意書
・申立人の戸籍謄本
・申立人の住民票
・本人（判断能力を失った人）の戸籍謄本
・本人の住民票
・登記されてないことの証明書

また、本人の財産（負債含む）に関する資料として以下のような書類も用意する必要があります。
なお、これらの書類が全て用意できなければ申立ができないというわけではありませんので、ご安心下さい。

①定期的な収入に関する資料
・年金の振込通知書
・不動産収入等がある場合は、直近の確定申告書及び収支内訳書写し
②定期的な支出 に関する資料
・入院費、施設費の領収書（直近３か月分）
・医療費及び介護費用等の領収書
・道・市民税の通知書
・固定資産税の通知書
・（後期高齢者）健康保険料の通知書
・介護保険料の通知書
・家賃の領収書（本人名義で借りている場合）
・その他定期的な支出に関する領収書
③預貯金について
・本人名義の通帳の全部
・定期預金などの証書
・証券会社からの通知書
④生命保険について
・本人が契約者となっている保険契約の証書、証券
⑤不動産について
・登記簿謄本又は登記事項証明書
・固定資産税の通知書又は固定資産評価証明書
⑥負債について
・住宅ローンの償還表
・カード会社からの請求書