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  • 弁護士に相談するときの注意点は?早めの法律相談でトラブルを回避できる場合も
  • 弁護士に相談するときの注意点は?早めの法律相談でトラブルを回避できる場合も
    ほっかい法律事務所
    堀江 健太

    相続や交通事故による損害賠償請求、契約に関するトラブルなど、法律や裁判に関する知識や経験がなければ上手く対処できない問題に直面したときには、なるべく早く弁護士に相談していただくことによって、適切な解決につながったり、トラブルを回避できることもあります。

     

    弁護士による法律相談窓口を探すことはそれほど難しくないものと思います。

    最近では弁護士会や法テラスによる無料相談のほかにも、多くの法律事務所が電話帳やウェブサイトなどで広告を出して法律相談を受け付けています。

    ただ、多くの皆様にとっては、弁護士に相談しようと決断するまでには、高い心理的なハードルがあるのではないかと思います。

     

    そこで今回は、相談時の注意点を知って、相談へのハードルを下げてトラブルを早く解決できるよう、事前に知っておきたい弁護士に相談するときの注意点をご紹介します。

     

     

    弁護士に相談するときの注意点

    実際に弁護士に相談をする時には、多くの事務所では時間に制限があるため、自分が聞きたいことを的確に質問できるよう、ある程度の準備が必要です。

    なお、当事務所は、相談時間に制限を設けておりませんし、相談時間によって料金が変動することもありません。

     

    関係しそうな資料は全て持っていく

    相談する方にとっては重要でないと思われる資料であっても、全て持っていきましょう。

    弁護士が相談に回答する上で、重要でないと判断し持っていかなかった資料が、実は必要・重要な資料であることもあります。

    資料が不足しているために、回答が不十分だったり、不正確なものになってしまうかもしれません。

     

    相談を受ける立場からすると、最初に関係する資料をガサッと渡してもらって、軽く目を通させてもらってから相談を聞かせてもらうと、短時間で事案を把握することができますし、回答もしやすいです。

     

    不利な事実も正直に話す

    不利な事実を隠して相談すれば、その時は良い回答が得られるかもしれませんが、弁護士に依頼した後に、その不利な事実が発覚した場合、法律相談時の回答とは異なった結末になってしまうかもしれませんし、信頼関係が損なわれます。

    不利な事実も包み隠さず話し、その不利な事実がどのように影響を及ぼすのか、不利な事実の存在を踏まえてどのように事件を進めて行くつもりなのかを弁護士に聞きましょう。

     

    短い時間を有効活用できるよう要点や時系列をまとめておく

    法律事務所によっては、個人の法律相談と法人(会社)の法律相談で相談料が異なったり、時間を超えると30分毎に追加の相談料が発生したりする場合もあるかと思います。

    相談時には、このような限られた時間の中でご自身のトラブルについて正確に手短に説明できなければ、弁護士から十分な回答やアドバイスを得られないまま終了してしまいます。

     

    そうならないためにも、要点や時系列は前もって整理し、メモしておくことをお薦めします。

    時系列に沿って概要をメモに書いて頂き、渡して頂けると弁護士の方でも手早く内容を把握して、回答やアドバイスに時間を割くことができます。

     

    なお、当事務所では、多くの方々に気軽にご相談いただけるように、分かりやすく明確な法律相談料として「5,500(消費税込)」の定額に設定しております。

    また、相続交通事故債務整理に関しては、より多くの方に適切な時機に専門家によるアドバイスを受けて頂けるよう、無料相談を実施しております。

    当事務所では、必要な場合は追加料金なしでじっくりお話を伺いますので、安心してお越しください。

     

    必ず依頼しなければいけないということはない

    弁護士による法律相談を受けた場合、必ずその弁護士に事件を依頼しなければならないのではないかと心配なさる方もいらっしゃるのではないかと思います。

     

    ですが、決してそのようなことはありません。

    法律相談を受けた上で弁護士に事件を依頼するかどうかは、その日に決める必要はありませんし、依頼をしないことになっても全く構いません。

     

    弁護士に事件の依頼をせずに法律相談だけで終了した場合には、法律相談料以外の費用が追加でかかることはありません。

    相談してみたけれど相性が悪いと感じることもあるでしょうし、依頼する場合の弁護士費用が想定と大きく異なることもあるでしょうから、相談はしたけれども依頼はしないということは普通にあることで、気にされなくて大丈夫です。

    ですので、まずは気軽にご相談いただければと思います。

     

    依頼したい場合は費用について確認する

    弁護士に事件を依頼した場合にかかる弁護士費用がどの位になるかは一番気にかかるところではないかと思います。

    聞きづらい点かもしれませんが、しっかりと確認しておくことが大切です。

     

    相談した弁護士に担当を依頼したいと感じた場合は、その旨弁護士にお伝えください。

    弁護士が依頼をお受けするか判断し、お受けする場合は弁護士費用などについてお話させていただきます。

     

    当事務所のウェブサイトでも一応の費用の目安は掲載しておりますが、ご相談の事件について具体的な弁護士費用の額については、弁護士がご相談を伺った上でなければ決められない部分もあります。

    ご相談を伺った後、事件の依頼を受ける際には、あらかじめ弁護士費用について明確に説明した上で委任契約書を作成いたします。

    弁護士費用についてもご遠慮なくご相談の際にお問い合わせください。

     

     

    相談する弁護士の選び方

    弁護士の探し方や選び方については「弁護士の探し方と選び方とは?ポイントをご紹介します」にてご説明しております。

     

    当事務所の弁護士の得意とする分野や事件処理の実績、人柄等については、弁護士プロフィールブログ等の記事を参考にご確認いただけますと幸いです。

    趣味やメッセージなどから、人柄についても分かることがあると思いますので、ぜひ参考にしてください。

     

     

    弁護士に相談するときの注意点を知って、法律トラブルの早期解決を

    法律トラブルにあった際にぜひ弁護士にご相談下さい。

    しかし、相談するのはハードルが高く感じたり、どの弁護士に依頼していいか分からないこともあるかと思います。

    弁護士に相談する際に注意すべき点を確認していただき、不明点をなくした上で安心してご相談いただければと思います。

     

    ご相談に関する問い合わせは、電話のほかメールフォームからも受け付けております。

    無料相談も実施しておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせ下さい。

     

    また、当事務所のブログでは、法律問題に関するコラムを多くご紹介しています。

    合わせて参考にしてください。