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  • 市民後見人養成研修で講義をしてきました
  • 市民後見人養成研修で講義をしてきました
    堀江・大崎・綱森法律事務所
    大崎 康二

    先日,札幌市の市民後見人養成研修で講義をしてきました。

    市民後見とは,一般の市民の方がボランティアで成年後見人を務めることをいいます。

    成年後見の手続では,通常は親族や専門職(弁護士,司法書士,社会福祉士など)が成年後見人として選任されるのですが,成年後見人となる身内の方がいらっしゃらなかったり,専門職の後見人を選任するだけの資力に不足するケースなどでは,誰を成年後見人とするのかが問題となります。

    特に近年では核家族化の進展により,このようなケースが増えており,その対応が必要となっていたのですが,そこで政策として打ち出されたのが,この市民後見人の養成です。

    具体的には,地域でボランティアとして手を上げていただける方を募集し,成年後見人としての業務を行なうのに必要な知識等についての研修を受けていただいた方の中から,市民後見人としての登録者を選抜するということを全国の各自治体が進めており,札幌でも昨年度から市民後見人の養成研修がスタートしたところでした。

    私は昨年度の市民後見人養成研修でも「民法の基礎」というテーマで講義をさせていただいたのですが,今年は2年目ということもあり,昨年の内容をさらにブラッシュアップさせ,よりわかりやすい講義を心がけました。

    今年は75名の方の参加があり,みなさんの真剣に講義を聴いていただき,研修室全体が熱気に包まれた状態でした。わかりやすい講義を心がけたものの,法律の話をすんなり理解できるということは難しかったのではないかと思います。それでも,最後の質疑応答の時間には積極的に質問も出ましたし,和気藹々とした雰囲気の中,講義を終えることができたと思います。

    今年度の市民後見人養成研修は募集が終了していますが,ご興味のある方は来年度の応募をご検討いただければ幸いです。