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  • 交通事故 整骨院,接骨院の施術について
    ほっかい法律事務所
    横山 尚幸
    ※横山尚幸弁護士は令和3年6月30日をもって当事務所を退所いたしました。本記事は当事務所在籍中に執筆したものです。

    交通事故により頚椎捻挫や腰椎捻挫の傷害を負った方の中には,整骨院や接骨院に通われている方も多く存在します。相談を受けていて感じることは,整骨院・接骨院と整形外科の区別がついていない方が一定数いるということです。例えば,「整形外科の治療費は出してくれるのに,保険会社担当者が,整骨院...
  • 交通事故訴訟におけるドライブレコーダーの証拠活用
    ほっかい法律事務所
    綱森 史泰

    2016年12月に,司法研修所の編集による『簡易裁判所における交通損害賠償訴訟事件の審理・判決に関する研究』という書籍が出版されました。この書籍は,簡易裁判所の交通事故事件(物損事件)の審理や判決のあり方について裁判官・裁判所書記官が研究した成果として公表されたものです。本書では...
  • 婚約破棄の法的問題
    ほっかい法律事務所
    樋口 紗弥

    明けましておめでとうございます。樋口です。本年もよろしくお願いいたします。さて、今回のテーマは、結婚の前段階、『婚約』です。 婚約が問題になるケースの多くが、婚約が破棄された場合だと思います。婚約しているカップルの一方が、婚約の破棄の申し入れをした場合、その相手は、婚約の不当破棄...
  • 医療過誤事件の減少傾向の落とし穴?
    ほっかい法律事務所
    大崎 康二

    医療過誤事件の減少私は「医療事故問題研究会」という医療過誤事件の患者側弁護士の研究会に所属しているため,常時,複数の医療過誤事件を受任しています。私が医療過誤事件を扱うようになったこの12年の間に,医療過誤事件を取り巻く状況は大きく変化をしていると思います。いくつかある変化のうち...
  • 過労問題について(メンタルヘルス・マネジメント有資格者の観点も踏まえて)【労働問題】
    ほっかい法律事務所
    種田 紘志

    弁護士の種田です。これまで、数度に亘り、労働契約の終了に関する記事を記載してきており、今回もその続きのお話をさせていただこうと考えていたのですが、このところ、時間外労働(いわゆる残業)に関するニュース等が多々取り上げられているため、今回はこの問題を取り上げたいと思います。なお、私...
  • 「23条照会」をご存知ですか?
    ほっかい法律事務所
    綱森 史泰

    「23条照会」(弁護士会照会)の制度をご存知でしょうか?弁護士法23条の2は,「弁護士は,受任している事件について,所属弁護士会に対し,公務所又は公私の団体に照会して必要な事項の報告を求めることを申し出ることができる」,「弁護士会は,前項の規定による申出に基き,公務所又は公私の団...
  • 交通事故で怪我をしたときはしっかり通院を!!
    ほっかい法律事務所
    大崎 康二

    交通事故に遭って怪我をしたとき。この場合,怪我の治療のために病院に通院することになるのですが,仕事の都合などでなかなか通院することができない!というケースがあります。通院期間が開くとこんな不利益が例えば,交通事故に遭って,初診時には最初は全身に痛みが出るような状態だったものの,そ...
  • 債務整理について認定司法書士が代理できる範囲について判示した最高裁判決
    ほっかい法律事務所
    堀江 健太

    北海道・札幌の弁護士、ほっかい法律事務所のブログです。今回は、弁護士業界・司法書士業界で大きな話題となった標記の最高裁判決を取り上げます。 認定司法書士の代理権の範囲に関する争い一般的に司法書士の業務というのは登記業務などですが、平成15年に司法書士法が改正され、一定の...
  • 財産が少ない方ほど「争族」対策が必要です!!
    ほっかい法律事務所
    阿部 竜司
    ※阿部竜司弁護士は平成28年9月30日をもって当事務所を退所・独立いたしました。

    こんにちは。弁護士の阿部竜司です。皆さんは,ご自身や,ご自身のご両親の相続について,「うちはせいぜい自宅不動産くらいで,他には多少の預貯金があるくらいなものだから,相続税もかからないはずだし,特に対策は必要ないな。」なんて思っていらっしゃいませんか。実は,そのような方が亡くなられ...
  • 交通事故紛争処理センターのあっせん手続
    ほっかい法律事務所
    大崎 康二

    平成23年度から4年間務めてきた財団法人交通事故紛争処理センター札幌支部の相談担当弁護士としての任期が今年4月をもって終了となりました。交通事故紛争処理センターに交通事故の被害者からあっせんの申立があると,事案ごとに相談担当弁護士というものが指定され,まずは被害者との面談相談を行...